GODZILLA 第2章決戦機動増殖都市
皆さん不条理を楽しんでいますか。自分の課が忙しいのに他課の出張に行かされてるベッティです。会社の金で遠くに行けてラッキー、珍しいお土産を探せるどん。どうにもならない不条理に対しどのように順応し自分を守るか、それが地球の知的生命体人間に必要な能力です。
『GODZILLA第二章決戦機動増殖都市』⭐️⭐️
御託はいいから早くゴジラを出してください、お願いします。
前回完敗したけど糸口は見えた、勝つための道具も揃っているからシビアだけどゴジラに勝てるぞ!というお話。
まずは野暮なツッコミから。地球で再度生活するためにゴジラを倒す計画だったのに、人間が暮らせない環境になった地球で無謀な戦いを続けるのかと。万能素材を入手出来たんなら移民船に持って帰れと。そういった所を挙げ始めたらキリがないのですが、今後のストーリーの都合だし、前回ほどテンポも胸糞も悪くないから流しましょう。多少胸糞展開でしたが。
本作のメインテーマは『知的生命体とはなんだろう』。各種族がゴジラに屈した地球ないしゴジラそのものに対し、それぞれの根底にある『人類らしさ』で向かっていくSF群像劇が地球人代表ハルオ中心で語られます。特に各々の主張が新しいというわけではないし、展開もありきたりですが、1部では肌の色くらいしか違いがなかった多種族が得体の知れない奴らに思えたギャップはよくできてるなという感じでした。
しかし、今作ではゴジラオリジンが本当に影が薄い。もうタイトルのGODZILLAは固有名詞じゃなくて文字通り神さまが3章出てくるんじゃないかというくらい何もしない、寝て歩くだけ。予告で出てくる機動兵器も見せ場なし。現地民双子や後輩の方が目立っててSFアクションを見に行ったという気もしない。
ただし、花澤香菜さんの悲鳴が好きな方は絶対映画館で見るべき。ポリゴンピクチュアさんの作品は悲鳴がグッとくる声優さんをよく起用しているイメージ。前作BLAME!の洲崎綾さんの悲鳴も良かったですよね。
それではいい6月を。
おまけ
発見したお土産はこちら
『ひよこのたまご あまおう味』4個入り648円
博多駅、小倉駅限定商品で数年前からあったらしいですが気付かなかった。新作ではないけど、感想は
⭐️⭐️⭐️ いちごチョコの自己主張がぱない。
見た目はいちごチョコでコーティングされたレモンケーキ(コンビニによくあるやつ)。味はいちごチョコの味しかしなくて、食感を変えるためだけにイチゴジャムが入ってる気がする。見た目はずっしりしているけど食感は軽くて女子に買って帰ったら喜ばれそう。少しコスパは良くないけど、最近ある福岡のイチゴ系スイーツの中では上位に入るかな。